2024/09/21
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最近よく耳にする「ダイレクトリクルーティング」という言葉。採用担当になりたての新米の方はもちろん、キャリアの長い人事の方も「知っているようで解からない」があったりする。知らないことで損することもあるダイレクトリクルーティングについての知識や、ヒントをご紹介していきます。タレントプールを制する者は採用を制す!?
ダイレクトリクルーティングの肝はタレントプールにあり!
タレントプール活用のすすめ
「ダイレクトリクルーティングを成功させるために最も必要なものはなんですか?」と聞かれたらなんと答えますか?採用戦略や候補者体験のデザイン、担当者の役割分担や媒体選定など、必要なものはたくさんありますが「タレントプール(候補者データベース)」もその一つになります。なぜタレントプールが必要になるのかみていきましょう。
タレントプールの活用でできること

【1】リアクティブな採用からプロアクティブな採用へ
従来は、社員の退職や組織の拡大などでポジションに空きが生じてから動き出すリアクティブな採用が普通でした。タレントプールを持つことで、候補者の持っている技術や才能などを考慮したプロアクティブな採用を実現することができます。今日時点の技能では不足感がある候補者も2、3年後にはピカピカの候補者になることもあります。
【2】時間とコストの削減
新しいポジションがオープンになったときにすぐに適した候補者を見つけ出し、アプローチすることができるようになります。これにより、採用プロセスの時間とコストを削減することにつながることもあります。
【3】コミュニケーションの質が向上
タレントプールを作成し候補者との関係を維持することで、最適な人材を見極める時間を増やすことができます。コミュニケーションの回数や質を向上することは採用クオリティの向上にもつながりみあす。
【4】企業ブランドの強化につながる
タレントプールの候補者との継続的な関わりは企業ブランドの強化になり、良い口コミや反応を生み出す環境づくりにつながります。長期的には興味を持ってもらえる候補者を引き寄せる力を増加させることにつながります。
タレントプールの作り方
1.求めるスキルや経験を明確に定義する
2.業界のイベントやセミナーに参加しネットワークを構築していく
※メールマガジンの配信許可等の了解を得る
3.データベースを作成する
4.継続的な関係構築のため、定期的なコミュニケーション機会をつくる
ダイレクトリクルーティングにおいてタレントプールの作成は、採用競合との競争力を生み出す上で重要なポイントになります。効果的にタレントプールを利用することで、採用プロセスが劇的に改善された事例も多数生まれています。