2024/09/14
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最近よく耳にする「ダイレクトリクルーティング」という言葉。採用担当になりたての新米の方はもちろん、キャリアの長い人事の方も「知っているようで解からない」があったりする。知らないことで損することもあるダイレクトリクルーティングについての知識やヒントをご紹介していきます。ダイレクトリクルーティングにはどんな人が関わるのか?
適材適所で成果を上げる!ダイレクトリクルーティングチーム
人事だけで大丈夫?
中途採用において、ダイレクトリクルーティングを成功させるためには適切なメンバー構成が必要になります。もちろん、企業によっては経営者だけで対応していたり、人事だけに任せている場合もあります。しかし、リクルーティング活動には会社のブランディングなども関わって来るので、一人で対応するのには限界があります。今回はどんなメンバー構成が望ましいのかチェックしていきましょう。
ダイレクトリクルーティング成功のための7ポジションとは

【ポジション1】採用担当者
採用担当者の主な仕事は候補者とのコミュニケーションです。選考プロセスを進めるに当たり、候補者情報を収集し、面接の調整やフィードバックを適切に行うことで、候補者の意向の確認や興味獲得を行います。
【ポジション2】ソーシング担当
候補者のリサーチやファーストコンタクトを担当します。適切な候補者を見つけ出す役割のため、必要なスキルだけでなく、企業文化へのマッチ度なども少ない情報から読み解く能力が必要になります。
【ポジション3】リクルーティングマネージャー
採用戦略を設定したえで、チームのマネジメントを行いながらプロセス全体を監督し、適切な候補者が採用に至るまでのマネジメントを行います。人事と採用現場との橋渡しなども担うため、経験と企画力、コミュニケーション力などが求められます。
【ポジション4】マーケティング担当
企業のブランドを候補者に向けて適切に表現し、魅力をアピールしていく役割を担います。企業の文化や価値を適切な媒体やSNSで広げていく重要なポジションです。
【ポジション5】テクニカルアセッサー
エンジニアなどの特定の職種や技術分野に関連したポジションの採用を行う場合、技術的な面接やテストを行い候補者の技術の能力を見極めます。エンジニアとして経験が豊富なだけではなく、候補者への魅力付もできるような、コミュニケーション力が高い人が望ましいポジションです。
【ポジション6】コーディネーター
大手企業の場合、企業内部の各部署とのコミュニケーションを取り、適切な人材が適切なポジションに配置されるように調整する役割を担っています。企業全体のニーズを理解しながら、各ポジションごとの特性を理解する必要があります。
【ポジション7】経営層
採用において「経営層が関与するかどうかが成否を分ける」といっても過言ではありません。採用を現場任せにしていたり、システマチックに進めようとしている会社は一見うまく行っているように見えても、将来的につまずくリスクを負っています。
ダイレクトリクルーティングを成功させるための7つのポジションについて解説しました。各メンバーがそれぞれの役割を果たすことで、企業の成功につながるような採用を実現できます。